橋梁鋼板の防水・防錆密実に施工されたコンクリートでも、環境あるいは供用年数によっては劣化現象が生じます。塩化物イオン、二酸化炭素あるいは硫酸塩などの劣化因子は、コンクリート表面からゆっくりと浸透し、コンクリート自体や鉄筋を腐食します。結果としてコンクリートのひび割れ・剥落などの構造物の劣化が進行していきます。
ポリウレア表面被覆材は、その柔軟性から特にクラックへの追従性に優れ、防錆・防水・抗菌・耐化学薬品性・耐摩耗性および耐衝撃性など非常に多くの機能を有します。また、硬化速度が極めて早い為、ダレを生じる事なく垂直面や天井面への吹付けを可能とする優れた施工性も挙げられます。緻密で極めて結合力の高い「ウレア結合」は、化学的にも分子構造が安定しており、酸・アルカリといった化学的侵食に対しても優れた耐久性を有します。このため、下水道処理施設や各種工場などにも適用が可能で、その実力は既に多くの国内企業にも認められています。新設構造物にポリウレア表面被覆を適用する場合、初期コストの増大は避けられないものの、構造物全体のライフサイクルコストを比較すると、飛躍的な耐久性向上によってトータルコストが低減できる可能性が高くなります。
鉄道コンクリート・防水弊社は、1993年にこのコーティング・システムに着目し日本に導入、以来、現在に至るまで日本の気候風土(四季・多湿)に合った日本向けの独自のコーティング・システムを構築するために研究・改良を重ね、建築、土木、船舶、車両など各業界の防水・防錆・保護を必要とする分野で数多くの実績を重ね、信頼をいただきました。2001年には日本最王手ゼネコンの技術研究所様が土木研究の題材としてこのコーティング・システムを採用され、2003年には高機能舗装用床版防水システムの防水層として、日本道路公団試験研究所道路研究部橋梁研究室が定めた試験方法「防水システム 設計・施工マニュアル(平成13年6月)」の評価基準値を2~4倍上回る驚異的な数値で合格しました。弊社のコーティング・システムが日本を代表する公的機関で、耐久性向上およびLCC低減を実現するトータル・システムとして認められたました。
概要
- 2液性の芳香族ポリウレアおよびアルファティックポリウレアで、低圧および高圧吹付けマシンによる施工となります。
特徴
- 硬化時間が非常に早いため(約3~5秒:温度湿度により多少前後あり)、施工工期の大幅な短縮が可能です。
- 伸び率が高い(220%~700%)為、施工後に発生したクラック等にも限りなく追従し、ひび割れ等も発生しません。
- 専用マシンによる一定量混合方式の為、コーティング面の厚さ制御も容易に行え、樹脂がウレア結合の為、湿気等による発砲もなく安定した施工、品質を保持できます。
- スプレーガンよりミスト状(キリ状)に吹き付けられる為、対象物の形状通りの施工が可能であり、シームレスで優れた防水性能の表面被覆性能が可能です。
- 物質遮断性に優れ、塩分、酸素など劣化因子を透過しにくく、断熱性、防音効果もあります。
- 耐薬品性、耐摩耗性及び耐候性にも優れ、10年間は製品劣化が発生しません。(耐久加速度試験等の劣化テストでなく、国内実績で10年は立証済みです)
- 有機溶剤、フロン及び鉛等を含んでいない為、地球環境にやさしい素材です。
- 忌避効果による抗菌コーティング(オプション)も可能です。
- アルファティックポリウレアは優れたUV抵抗が特徴で、芳香族ポリウレアのトップコートとしても使用できます。
用途
- コンクリート構造物への表面被覆による保護防水
- 鉄鋼構造物への表面被覆による保護防錆
- 木質構造物への表面被覆による保護防水
- 水中躯体の表面被覆による保護防水・防錆
- 抗菌コーティング
主な取得適合規格
- 日本道路協会規格
- JH試験研究所規格(高規格防水工・JHERI410シリーズ)
- 水平燃焼試験(UL94HB)
- 食品等の器具及び容器包装規格試験
- 日本水道協会 上水道使用規格
- カビ抵抗性試験(抗菌・JIS Z 2811)
米国本社
- ARMA International, INC.
- 5555 West 11th Ave. Eugene,OR 97402 ウェブサイトはこちら

主要取引先(50音順)
- 沖水化成株式会社
- 沖縄県
- 鹿島建設株式会社
- 鹿島道路株式会社
- 全国農業協同組合連合会栃木県本部
- 東日本旅客鉄道株式会社
- 株式会社牧野総合研究所
- 株式会社モーリー研究所
- 個人ユーザー
